障害年金を受給していることが他の人に知られる可能性
1 障害年金を受給していることは他人に知られる可能性はあるのか
障害年金を受給することになった場合、その事実を他人に知られることは基本的にはありません。
もっとも、障害年金を受給していることを他人に知られてしまう可能性が全くないわけではありませんので、知られうる場面について、以下でご紹介いたします。
2 勤務先に知られる可能性
障害年金を受給していていても、そのことを勤務先に申告する義務はありませんので、原則として、勤務先に障害年金を受給していることを知られる可能性はありません。
もっとも、障害年金を受給している原因と同じ病気や怪我で傷病手当金も受給している場合や受給する予定がある場合は、次に述べるとおり、注意が必要です。
障害年金と傷病手当金は、併せて受給する場合、以下のとおり支給調整がなされます。
<同一の傷病等による障害年金を受給している場合>
・原則:傷病手当金は支給されません。
・例外:障害年金の額の360分の1が傷病手当金の日額よりも少ない場合
⇒その差額が支給されることになります。
<同一の傷病等による障害手当金を受給している場合>
傷病手当金の額の合計額が障害手当金の額に達する日までの間、傷病手当金が支給されません。
傷病手当金の申請書には、上記の調整を行うために、障害年金の受給の有無を記載する欄が設けられています。
そのため、傷病手当金の申請をする際に、障害年金の受給ありと記載をすると、勤務先の担当者が傷病手当金の申請書を確認した際に、障害年金を受給していることを知られてしまう可能性があります。
3 家族に知られる可能性
障害年金を受給している場合、年金証書や年金振込通知書、更新の際の障害年金確認届といった書類関係が、原則として住民票上の住所宛てで届きます。
これらの書類を同居のご家族に見られると、ご家族に障害年金を受給していることを知られてしまう可能性があります。
























